NEXUSVII 16 AW 7/23(SAT) START

 

こんにちは、大下です。

 

 

梅雨も明けて、ようやく夏が来ますね。

 

 

まだまだ暑いですが、、、

 

 

着々とAWが立ち上がっています。

 

 

明日立ち上げのNEXUSVIIからスペシャルコラボアイテムが

 

発売されますのでご紹介させて頂きます。


 

 

 

 

NEXUSVII. 15th Anniversary

『アキラ』の題字を手がけた伝説の劇画家が一筆入魂。 “ネクサスセブン”の文字に込められた想い。

2001年にブランドがスタートして15年、節目の時を迎えた〈ネクサスセブン〉。様々なアニバーサリーアイテムがリリースされるなか、群を抜いて目を引くシリーズがある。それが劇画家、平田弘史とのコラボレーションアイテムだ。読めば土臭さすら感じるほどの力強いタッチで、数々の名作を世に送り出してきた平田氏。書家としての顔も持つ氏の書は、大胆で迫力のある作風で人々を魅了する。その書き文字は、名作『アキラ』を筆頭に、さまざまな漫画やアニメ作品の題字にも起用されてきた。今回、平田氏によって力強くしたためられた“ネクサスセブン”の七文字。そこに込められた想いとは。

 

 

平田弘史/ひらたひろし

劇画家・書家。1937年生まれ、東京都出身。1958年のデビュー以来、多くの作品を輩出してきた日本を代表する劇画家。書家としての顔も持ち、漫画『AKIRA』(大友克洋/講談社)などの題字を担当。弟は漫画家のとみ新蔵。2013年日本漫画家協会賞文部科学大臣賞受賞。代表著に『薩摩義士伝』『黒田・三十六計』『怪力の母』(すべてリイド社)など。
http://h-hira.sakura.ne.jp/

 

 

 

ー書の道に入られたキッカケを教えてください。

平田:「意識してはじめたキッカケはありませんが、強いて言うならば、自分の原画にタイトルを書いていたことでしょうか。当時は担当の編集者が書くのが通例でしたが、私はそれがどうも気に入らなかったんです。なぜ気に入らなかったかというと、書道の文字だから。雰囲気が出てこないんですよ。それで、『刀匠』という作品を描いた際に、思い切って自分で書くことにしました。絵筆を持って100枚以上書いてみましたが、なかなか気に入った字が出てこなかった。そうこうしているうちに、“お! なるほど、書道はこういう風にバランスをとればいいものなんだ”と、コツをつかんできたんですね。そうしたことが、書の道に入ったキッカケでしょうか」

ー先生が文字を書かれる際に、気をつけていることやこだわっていることはありますか?

平田:「書は生き物。ですから、その作品にふさわしい、あるいは用法にふさわしい書体を書く必要があると思います。そのために、いろいろ古文書だとか写本だとか見て勉強しましたよ。書くことだけではダメ。目で見て、学ぶことも大切です」

ー漫画を描くことと、書を書くこと。違いは何だと思われますか?

平田:「絵も書も同じです。絵を観て何かを感じてくださる人のために、どのような絵柄を描けばいいか、どのように表現するか。それは、書も同じなんです。あえて異なる点を挙げるとすれば、制作にかかる時間でしょうか。ただ、書は一気呵成に書くこともあって、エネルギーを使うんですよね。劇画などの絵を描いている場合は、丸1日かかっても大丈夫。書の場合は、1日かけていたら、字がなまってしまう。だから書の場合は精神を集中させて爆発するようにして、文字にエネルギーを注ぎ込むんです。これが大きな違いでしょうかね」

ー『アキラ』の題字を書かれた際のことについて教えて下さい。

平田:「当時、講談社の『週刊ヤングマガジン』の編集長から連絡を受けまして、模造紙に筆で20枚ほど書きました。大変だったのは、大友さんの思っていることと、私がこだわっていることの間にあるギャップを埋めること。仕上がった文字に対して、自分は不本意だと思っても、依頼者さんがOKですといえばOKになりますからね。そのバランスをとりながら書くというのは、思いのほか大変だったのを覚えています。仕上がりに対しては、編集長も満足されたようだし、後日大友さんも喜んでいらっしゃったと聞きましたので、やれやれ任務完了かと安堵の心を持ちました。まあ、そういうふうに喜んでもらえるというのはうれしいですね」

ー“ネクサスセブン”の文字書かれた際に、大変だったことはありましたか?

平田:「文字を書くのは苦労の連続ですよ(笑)。苦労しなかった部分なんてありません。ネクサスの“ネ”がよかったとすれば“ク”がよくなかったとかね。一文字一文字がよかったとしても、全体がよくないということになると、これはなんともいえない。常に試行錯誤を繰り返すのが、奥深さというか、面白さでもありますから」

ーこだわられたポイントはどこですか?

平田:「全体のバランスです。バランスが悪ければ、やっぱりこれはだめですね。人物を描くのもそう。顔だけうまくかけていても、身体が小さかったり大きかったり、腕が太かったり細すぎたり、これもバランスですね。劇画の原稿の場合は枠がありますが、普段私は枠の外も見ながら描いています。枠の内外のバランスを見ながら描いてるんです。コマのなかの絵はバランスがとれているか、ページ全体のバランスがとれているか、そうしたことはとても重要ですし、この“ネクサスセブン”の文字においても同じことがいえる。最初の“ネ”という字をでっかく書いても、尻つぼみになっては迫力が落ちますからね。大きい波と小さい波のように、あるいはパルスのように立ち上がって、しばらくしてからパーンと盛り上げたり。つまり、抑揚を気にしているんですよ、音楽みたいに。文字も音楽と同じ。また、絵も音楽と同じだし、コマの運びや文字の全体的な運びもまた、音楽と同じなのです」

ー先生の今後の活動について教えて下さい。

平田:「企業秘密で言えませんが、最近では新しい作品のために、海外まで取材に行ったりしています。劇画も書も、これまで通り続けていきますよ。それに、音楽制作や35ミリ映写機の改造など、趣味の方もこれまでと変わらず楽しんでいきたいですね。ただ、やりたいことはいっぱいあるのに、身体がボロボロでついていかないというのがありますんで。う〜ん、老人になった証拠なのかと。だからといって、落ち込んでばかりはいられませんから。仕事とほかのやりたいことのために、まだまだ命を繋げてやっていきたいと思っていますよ(笑)」




 

昨日も電話でのお問い合わせが多かったカタカナシリーズ!!
カタカナアイテムに関しましてはVLACK広島、NEXUSVII WEB STOREでのみの販売となります。

バックプリントは、Kanye West(カニエ・ウェスト)の最新作『The Life of Pablo』でのコラボレーションも記憶に新しい、L.AのアーティストCali Thornhill DeWitt(カリ・ソーンヒル・デウィット)によるデザイン。
当店ではWHITE BODY×RED PRINT,BLACK BODY×RED PRINTの
2色展開の販売となります。
既にご予約などでサイズ欠けが出ております。
明日はS/S TEE ,L/S TEEの販売ですが、8月にはスエット、パーカーも発売されます。
ご予約されていない方もお早めにご連絡頂きましたら、今ならなんとかなるかもしれません。
気になる方は、お早めにご連絡下さいませ。
それでは本日もご来店お待ちしております。
大下